【誰でもできる!】志望動機が思いつかない・書けない人のために~志望動機作成のポイントと注意点~

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【就活がニガテな人へ】志望動機が思いつかない?そんな人のためにイチから志望動機の作り方を解説します。就活生・転職者の方、是非ご覧ください。

「志望動機」と聞いた途端、「うっ…。またか…。」とニガテ意識を持ってしまう就活生や転職者は少なくありません。

たかしゃん
たかしゃん

実際、私もそうでした・・・。笑

確かに、志望動機の作り方や考え方についてのサイト記事は表現が曖昧で中々欲しい答えに辿り着かないこともあります。

なので今回は、なぜ志望動機がそれほど面接で重要視されるのかという根拠から、具体的な作成手順、作成のNGパターンまで詳しく解説していきます!

本当に大まかに説明をしてしまうと、以下の3つの手順で志望動機は作れます。

この手順に似たパターンは他の記事でも解説をされている方も多いので、だいたい考えていることは皆同じです。

勘の良い就活生や転職者ならこの手順を踏むだけで、自分なりの志望動機ができあがるでしょう。

ただ今回は、これだけ見てもまだよく分からないなあ、という方に向けて更に詳しく解説を進めていきます!

企業が志望動機を面接でほぼ必ず聞いてくる理由とは?

なんでそんなこと聞いてくるんだよ・・・

志望動機を聞かれるとついついそんな愚痴をこぼしたくなる気持ちは痛いほど分かります。私も、そして今までの就活生も、この志望動機がニガテでニガテでたまりませんでした。

しかし、面接をする側になったとき、私は初めて志望動機を聞く本当の理由を理解できました。

それは、「下準備、それも面倒なことに向き合う能力があるか確かめる」ため、

また「企業に対する本気度を確かめる」ためという2つの目的があります。

たかしゃん
たかしゃん

数を重ねた面接官(大手企業におおい)ほど、志望動機をしっかり考えたか否かを瞬時に見破れます!

目的①下準備、面倒なことに向き合う能力があるか

就活3大質問」と呼ばれる、「志望動機」「ガクチカ」「自己PR」。

これら3つは面接の中でほぼ確実に聞かれることでしょう。

ではこれらの中で、仲間外れはどれでしょうか?

「ガクチカ」?「自己PR」?

正解は「志望動機」です。

ラピス
ラピス

そりゃ志望動機の話してんだからね。笑

▼ガクチカの書き方について詳しく知りたい方はこちら!

【ガクチカ】エントリーシート・OpenESで絶対通過するためのコツと具体例を一挙解説! | たかしゃんの就活転職日記
就活3大質問のうちの1つ、「ガクチカ(学生時代に打ち込んだこと)」。就職活動の面接はもちろん、エントリーシートやOpenESでも必ず記入する必要がある、就活生にとっては避けては通れない課題の1つです。

▼自己PRのき方について詳しく知りたい方はこちら!

429 Too Many Requests

それは、「ガクチカ」「自己PR」が自分の過去の経験談をベースに作り上げるのに対し、「志望動機」だけ、経験ではなく自分の考えや企業のことを調べて初めて作り上げられるもの、という点です。

自分の経験であればすぐに思い出して形作れますが、企業のことを調べないといけないとなると、一苦労ですよね。

要するに、ここがめんどくさいポイントなんですよね。

ここで手が止まってしまう就活生や転職者は非常に多く、

志望動機が分かんないよ~」「あ~志望動機ってなんだよ!何でも同じじゃないか」と嘆いている人ほど企業調べもしないまま愚痴を吐いていたりします。

結果的に、

「私には継続力があるので御社を志望しており…」とか         「私の先輩が御社と同業他社で働いているのに感銘を受けて…」とか  「私は大学時代に英語を学んでおり御社でも生かしたいと思い…」とか

面接官
面接官

「いやいや、それならウチじゃなくてもいいですよね??」

と言われて玉砕するハメになってしまいます。

ですので、こういった面倒なことに向き合ったうえで志望動機を完成させているか否かは面接官にとっては非常に面接での合否を分ける質問になってくるわけですね。

志望動機、大事!!

目的②企業に対する本気度を確かめる

志望動機の完成度からその就活生の企業に対する本気度(志望度)も知ることができます。本気度の低い就活生ほど、企業調べを怠る可能性が高いので、結果的に付け焼刃な志望動機を述べてしまいます。

また、企業への本気度は内定後の辞退可能性や入社後の早期退職のリスクとも深く関係しています。

面接時の本気度が高ければ高いほど、内定後の辞退リスク、入社後の早期退職リスクは低くなると面接官も考えるため、志望動機はそういった意味でも熱量を図るための手段といえます。

面接官・採用担当者の仕事は「年間で〇〇人の採用」というふうに採用の目標人数が会社から与えられているため、急な内定後辞退は絶対に避けたいのです。

具体的な志望動機の作成手順について

さて本題に移りたいと思います。

志望動機の具体的な作成手順について見ていきます。

先ほどの図をもう一度下に出します。

この①~③を更に深堀して見ていきましょう。

なぜその業界を志望するのか~「何を成し遂げたいか」と「経験談」で組み立てる~

その業界を志望する理由については、単体で聞かれることもあれば、志望動機の一部として盛り込むこともありますので、予め考えておきましょう。

どんな業界であっても基本的には「その業界で何を成し遂げたいか」、そして「なぜそう思うのかを経験談を踏まえて話す」と骨組みが完成します。

あくまでまだ1つの企業ではなく、その業界で働くという内容で組み立てていきます。一度2パターンの例を出してみます。

【パターン①不動産・住宅業界の場合】                私が住宅業界を志望しているのは、人の生活を形作る仕事がしたいと考えたからです。私が中学の時に戸建ての家を建てることになりました。そのときに担当してくださった方と私の両親のやり取りの中で1つの家が完成していく様を見て、こんなにやりがいのある仕事があるんだと胸を打たれました。                                それ以来、住宅に関わる仕事がしたいと思い、今に至っております。一からお客様の住まいを設計していくことは容易ではないと思いますが、お客様の思いに寄り添いながら共に暮らしを形作れるような事をしたいと思っています。将来的にはお客様からの要望を吸い上げた上で会社のブランドイメージや具体的な製品の企画から参画できる社員を目指しています。

【パターン②IT業界の場合】                     私がIT業界に絞って就職活動をしている理由は、社会問題の解決に貢献できる仕事がしたいと考えているからです。私が大学時代に経験したことなのですが、アルバイト先のカフェで、2つの課題がありました。1つ目は慢性的な人手不足、2つ目は在庫過多による利益損失です。           どちらにしても今、社会問題となりつつあり、かつIT分野での解決が急がれているテーマだと考えています。私はアルバイトの経験からITへ興味を抱きましたがそれ以来、ITパスポートの勉強を始めていますが、社会人となるにあたり、更にITの知識や実務経験を積みながら社会の課題に向き合い解決に導ける仕事がしたくてIT業界への就職を希望しております。

上記2つの例は、

どちらも「その業界で何を成し遂げたいか(結論)」→「なぜそう思うのか(経験談)」の順番に組み立てています。

業界を選ぶ理由は皆最初はなんとなくというのが多いですが、ここに経験談をまじえることによって説得力段違いに上がっていきます。

余談ですが、こういった業界への志望動機は長く書こうとするとどこまでも長く伸ばすことができます。実際、就活生の中には「フレーズは長い方がなんとなくいいんじゃないか」という思い込みをしている方は少なくありませんし、就活系のサイトや就活塾なんかでも、できるだけ長く書かせようとしていたり、長く書けることが正義となっていたり、気が付いたら長くなっていたけど話してみたら、こんなに長く話せない、聞き手にも退屈に思われてしまっている、という事例が非常に多いです。

面接で話せるボリュームは言葉にしてせいぜい1~2分です。

そうなってくると、長くても300文字前後でまとめて置くことをおススメします。

くれぐれも「長く書く」=「正しい」と思わないようにしてください

ふーにゃ
ふーにゃ

なんとなく長く話せた方がいいのかなあ~って思ってたよ~。

端的にまとめて話す方が聞き手も心地いいんだね~!

業界の中でなぜその企業なのか~キーワードは「共感」~

さて業界の志望動機ができたら次は、業界の中でなぜその企業を志望するのかです。

実際の面接では、業界の志望動機よりも企業への志望動機の方が圧倒的に質問されることが多いので、しっかりと対策していきましょう!

実際に、企業への志望動機は面接の中で最も熱意が伝わるものでありながら、就活生・転職者が最も考え抜くことができずにいる分野でもあります。

「ガクチカ」や「自己PR」などの自分の過去経験をベースにした質問よりも時間も手間もかかります

つまり、この企業への志望動機作成に向き合えるか向き合えないかで周りの就活生との大きな差が生まれます

特に倍率の高い人気企業・大手企業なんかは、志望動機で差を付けないと絶対に受かりません。

では、具体的に企業への志望動機を作成する手順を一緒に見ていきましょう。

企業理念・社訓・社是(しゃぜ)を調べてみる

今回例に挙げるのは日本の飲料・食品メーカー大手「サントリーホールディングス」です。

企業理念を調べる際は検索窓で「サントリー 企業理念」や「サントリー 社訓」と調べれば出てきます。

ちなみに、「サントリー 企業理念」とググった際のトップに表示されたモノがこちらです。

このように理念とおぼしき文言が複数ある場合には、印象的なモノを1つピックアップしてみましょう。今回は画像の中段にある「やってみなはれ・利益三分主義」をベースに作っていきます。

「やってみなはれ」には、「チャレンジ精神」という言葉を具体化した事柄が書かれていますね。新しい市場価値は、今の常識を疑うことで創出されるということ、またそのためには失敗を恐れずに取り組む姿勢が明らかになっています。

「利益三分主義」については難しそうに見えますが、実際内容を読んでみると「お得意先(製品のおろし先)」と「お取引先(材料や原料の仕入れ先)」と「自社」の3つがあって初めて事業が行えることへの感謝と、そこから生まれた繋がりや利益を自社の蓄えだけにとどめることなく還元していこうとする姿勢が見られます。

ここまで棚卸しするだけで、サントリーホールディングスへの志望動機が少しずつ見えてきたのではないでしょうか。

ほとんどの就活生がここまで「調べる・考える」という作業を行いません。

この時点であなたと周りとでは差が生まれ始めています。

さて、ここまで調べられてまだ余力があれば競合他社の理念も調べて比較をしてみましょう!

ふーにゃ
ふーにゃ

確かにここまでちゃんと企業理念を読み込んだことはなかったかも・・・。

たかしゃん
たかしゃん

そーでしょ!みんながついついサボってしまうから、ここで一気に差をつけていこうね!!

さあ、次はさらにサントリー社の理念を理解するために「他社比較」をしてみよう!より具体的にイメージがつかめてくるよ~!

競合他社の理念と何が違うのだろう?

今回比較に取り上げるのは、国内飲料メーカー最大手のアサヒグループホールディングス

「アサヒグループホールディングス 企業理念」とググってみると、

すぐに出てきました。

「期待を超えるおいしさ」というところについては、サントリーホールディングスの掲げる「チャレンジ精神」「挑戦」とは違い、「顧客ニーズを満たす」ということに重きが置かれているのかな?という印象を受けました。

続きに目を通すと、、、

サントリーホールディングスの「三分利益主義」と比べると、アサヒグループホールディングスの場合は、

いかにして自社の企業価値を高めていくか」に重点を置いているのがよくわかります。顧客・社員・株主の欄を見ていると、元ある企業基盤・製品基盤を踏襲しつつ、常に付加価値を追求することで企業価値を高め、株主への還元をしていこう、ということが分かりますね。

簡単にまとめるとこんな感じです。

(今回はサントリーへの志望動機なので、忖度のメスが入っているかもです…。笑)

さて、ここまでで競合他社との理念の違いから、企業の目指す方向性を読み解くことができました。

ふーにゃ
ふーにゃ

でもさ、理念は分かったけど、会社がやっていること自体は理念とちゃんと結びついているのかな??

たかしゃん
たかしゃん

めちゃめちゃいい疑問だね!さすがふーにゃ!次は実際にその会社が企業理念に沿った事業を行っているのかを調べてみよう!

次に、こういった理念が実際の企業活動にどう生かされているのか、企業の具体例を探ってみましょう!

実際に企業理念が会社事業に活かされているのかを調べよう!

さて、ここまでやっている就活生はこれまたものすごく少ないと思います。企業理念から具体的な事業内容などの捻出ができれば、

「御社の〇〇という理念に共感をいたしました。実際に、5年前に始められた△△という事業はそういった理念の体現をされたものだと認識しております。このことによって、理念を単なる大言壮語で終始せず実行にまで移されていることに更に感銘を受けております。」

というように具体的に共感している内容を詳しく述べることができますので、説得力がますます高まります!

さて、今回の題材であるサントリーホールディングスの企業理念「やってみなはれ・利益三分主義」の具体例として、ビジネス部門(営業系)志望と管理系バックオフィスでの志望とで2パターン用意しました。

ビジネス部門(営業系)志望の場合の具体例

新商品を作る際の新しい取り組みを取り上げます。今回は「サントリー南アルプスの天然水&朝摘みオレンジ」という商品の開発におけるチャレンジです。

「本物の果実を使い、まるで搾りたてのようなおいしさ」をコンセプトに、これまでのフレーバーウォーターの概念を覆すことを目標に商品開発をされています。

搾りたての果実感を出すためには、従来の開発工程での高熱による加熱殺菌工程が障壁になる、果実本来のおいしさに辿り着けません

そこで、同社の製品である缶コーヒーのBOSSからヒントを得て「低温フレッシュ製法」と「果汁のエスプレッソ工程」をすることによって果実のフレッシュさを表現することに成功します。

また商品の顔であるパッケージデザインを一新するために、これまで想像だけで表現していたイラストや商品棚のポップを、実際に商品名にある南アルプスまで足を運び、そこで見た風景や市場の様子から形作っていきました。

参考にしたのはこちら!

サントリー南アルプスの天然水&朝摘みオレンジ|新卒採用情報|サントリーホールディングス株式会社
フレーバーウォーター市場へ参入したサントリー南アルプス天然水&朝摘みオレンジ」の商品開発ストーリー。
管理系バックオフィスでの志望の場合の具体例

サントリーホールディングスの取り組みで記憶に新しいのは6年前に行われた「アメリカ本社のビーム社買収」を取り上げてみましょう。

たかしゃん
たかしゃん

株式関連の話なので少し話が大きくなりそうです・・・

「ビーム社?どこだそれ?」という方のためにざっと説明させていただくと、ウイスキーの「ジムビーム」や「メーカーズマーク」、「ボウモア」などを主力とした世界有数のスピリッツメーカーです。

ビーム社を買収することによって、「ビール離れ」が進む日本のマーケットへの幅広いカテゴリーの商品提供と、サントリー社自体のグローバルカンパニーとしての企業価値の向上に拍車がかかりました。

従来のサントリー製品とビーム社製品の全世界への販路拡大によって、他に類をみない強力なポートフォリオが完成しました。

この買収において、サントリーは自社の資金のみならず、三菱東京UFJ銀行から約1兆4000億円を借り入れて買収に臨み、実質無借金経営だったサントリーホールディングスの財務悪化のリスクを覚悟してまでチャレンジをしています。

このように、企業理念を深堀していくと、企業の目指す方向性や実際の取り組みまで調べてアウトプットすることができます。

ここまでくれば、企業への志望動機もかなり鮮明に話せるようになってきますね。

企業と自分との一致点は何か

志望動機を作るための手順、最後は「企業と自分との一致点は何か」です!

ここまでくると話は早いですが、企業の掲げる理念に共感をするということは、自分にもそれが当てはまるということです。

今回、例に挙げたサントリーホールディングスの企業理念は「やってみなはれ・利益三分主義」、そのキーワードとしては「挑戦」「感謝」「還元」でしたね。

これを自分の就職活動軸に照らし合わせてみましょう。

例えば、自分の就職活動軸を「挑戦し続けること」とします。

そうすると、

御社の企業理念の1つである「やってみなはれ」という言葉のチャレンジ精神に深く共感しております。この理念は私の就職活動の軸である「挑戦し続ける」という思いと一致していると考えており、失敗を恐れずに新しい価値の創造に向かって突き進む働き方を自分も実現したいと思い志望しております。

このようなイメージです。

この後、恐らく面接官からは、

面接官
面接官

「〇〇さんのおっしゃられる「挑戦し続ける」ということは具体的にはどんなことですか?」

と質問が入ります。

その場合は、自分の学生時代の経験から新しいことへの取り組みや失敗しても粘り強く取り組んだ経験をもとにお話してください。

まとめ

入念に練った志望動機は面接官からの評価を得やすく、また冒頭でもお伝えしたように、「他社でも同じことが言えるのでは?」というツッコミをなくす、納得感のある志望動機になります。

企業ごとに下調べをするのは手間と時間がかかりますが、今回お話しした手順で志望動機を練っていけば、自ずと周りの就活生や転職者より一歩リードした志望動機が完成します

めんどくさい作業に向き合い、最後には笑えるよう、成功を掴めるように今は汗を流してください。

今回、かなり長い内容になりましたが、最後までお読みいただき本当にありがとうございました!

あなたの就職活動が実りあるものになっていただけたら嬉しいです。

頑張ってください!応援しています。

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